Kato キハ85 DCC化

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今回はKatoのキハ85系 <ワイドビューひだ・ワイドビュー南紀>[10-1404]の入線作業時にDCC化をしてみました。

このキハ85ですが、先頭車両がなんとDCCフレンドリー(^^;
恐らく既存の金型を使用しているのでしょうか、おかげでヘッドライト・テールライトの制御についてはDCCデコーダー(FL12)をポン付けで利用できるのはありがたい次第です。

室内灯とライト用のDCCデコーダーを取り付けた時点での様子です。

なお、室内灯はKato純正の白色室内灯にオレンジのフィルタを装着しています。
また、電流制限用のダイオードを10mAに付け替えています。

DCCデコーダーを取り付ける上で、問題はモーター車で、座席パーツの中央でモーターの端子をクリップで留めるという構造になっているので、DCCデコーダーとモーターとの配線がちょいとめんどくさいことになります(^^;

モーター車のDCCデコーダーは永末システムのDE29x2r2という2FXのモーターデコーダーを使用しましたが、これを両面テープで室内灯の上側に貼り付けています。

電源は、室内灯用の端子に電源をハンダ付けしてデコーダーへと配線しました。

モーターとの結線ですが、モーターから客席の間を通すようにして、車端側へ開けた穴から上へ配線を回し、デコーダーへと配線しました。
白い電線を使ったので、車外から覗き込まない限り目立ちません。
 

貫通側先頭車の連結器はダミーカプラーではなく、連結ができるように台車マウントのカトーカプラーとなっているのですが、これがカーブのたびに動いたり、そもそもあまり格好の良いものではないので、ボディマウントのTNカプラーを床下に貼り付けました。

TNカプラーと台車とが接触しそうな所をニッパーで切って、ゴム系接着剤で接着しただけのお手軽工作ですが、劇的に見た目が改善されました♪
また、幌受けだけでは見た目がいまいちだったので、手持ちのキハ58の幌をカットしてゴム系接着剤で貼り付けてみました。

カプラーの位置が奥まっているかなと思いますが、特に他と連結する予定も無いので、特に問題ありません(笑)

【補足】
モーター車からシートを外すと、ダイキャストにある窪みにアクセスできることをTwitterにて教えて頂きました。
写真ではロクハンのA053を置いていますが、このスペースに小型のデコーダーなら問題無く搭載できますね。
なお、シートを固定している爪が折れやすいので分解する時に注意が必要です。
シートパーツだけの別売りは無いので、私は店頭在庫のあった台車セットを買ってきてシートだけ流用するという事になりました(^^;

また、先頭車両のDCCフレンドリー化は前回の再生産時にそのようになったようです。