アルナイン レールカー 制作記(DCC化)

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パッケージ

アルモデル(アルナイン)のとても簡単シリーズで出ている、レールカーを作っていきます。

キットはいつもの真鍮の板から組み上げていくスタイルになります。
自転車が2台おまけで付いてくるので、荷台に乗せるのも良いですね。

動力は、KATOのチビ客車用動力ユニットを使用します。

車体の組み立て

キットの組み立て自体はとても簡単です。
折り曲げて組み合わせるだけであっという間に完成しますね。

動力との合いも、ばっちりです。

ただ、そのままだと固定用に折り込んでいる個所など気になるので、ハンダ付けで固定する事としました。
余計な隙間などもハンダで埋めています。

なお、この後屋根のパーツも本体にハンダ付けで固定しています。

DCC化

動力にDCCデコーダーを載せました。
今回は、モーターの他、ヘッドライト、テールライト、室内灯の点灯をしたいので、永末システムのDE29x6を使用しました。

まずは、モーターからの配線と集電板からの配線を動力から引き出して、デコーダーと配線です。

デコーダーが窓から見えてしまうので、カバーをかけるとかした方が良さそうですね。

電飾

室内灯は、ユニバーサル基板で自作しました。
ウォームホワイトのチップLEDを3つ使用し、電流制限抵抗とちらつき防止にコンデンサを付けました。

 

デコーダーとつないでの点灯テストも問題ありません。

ヘッドライトは、ホワイトメタル製のヘッドライトパーツに穴を開けてチップLEDを中に仕込んでいます。
ヘッドライト内には透明UVレジンを流して、レンズとしています。

テールライトは、骸骨型テールライトのパーツのライト部分に穴を開けて、2mmのアクリル棒を通すことで再現しました。
アクリル棒の端に赤色チップLEDを貼り付けています。

 

ヘッドライトとテールライトを取り付けるとこんな感じになりました。
反対側にも同じように取り付けてあります。

動力とボディの通電には、リン青銅板を使った板バネを接点にしています。

リン青銅板は、小さい裁断機があると簡単に細い短冊状に切れるのでお勧めですね。

塗装

メカ部分が完成したので、塗装に入ります。
中性洗剤で良く洗った後に、メタルプライマーを吹いてから、タミヤのプライマー入りサーフェイサーを塗装し、本塗装です。

ベースとなるベージュは白と黄色で調色しました。
今回も使用したのは、クレオスの水性ホビーカラーです。

窓部分をマスキングして、グリーンを塗装します。

次いで、車体全体をマスキングして、屋根をニュートラルグレーで塗装しました。

塗装が乾燥したら、インレタを貼り、その上から半光沢のクリアを塗装しました。

最後の仕上げに、スミ入れや屋根のウェザリングを行っています。
塗装が全て終わってから、窓には透明のプラ板を貼っています。

内部の仕上げ

デコーダーが窓から見えてしまうので、黒の遮光テープで全体を覆いました。

配線の車体側の接点はこんな感じです。
絶縁のためボディにプラ板を貼ってから、その上にリン青銅板を貼っています。

 

完成

完成後、レイアウトに載せてテストです。
ライトや室内灯の点灯も、動力の走行も問題ありませんでした。