Gligaのバイオリン

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Gligaはルーマニアのバイオリン工房で、今回この工房のバイオリンをアメリカのショップから購入しました。
楽器を通販で購入する事に不安はあったのですが、Gligaのバイオリンは色々なお店などで弾かせてもらって、その音色の傾向は把握していたので購入に踏み切った次第。

ホームページ上での写真では色など良く分からなかったので、候補となった何丁かのバイオリンと合わせて自然光で撮った写真をクリエストしたら翌々日には送ってくれたり、グレードごとの素材の違いなど何度も質問したことにすぐに回答をもらえたりとお店の対応も良かったですね(^_^)

届いたバイオリンは響きも良く、音色も好みのものだったので安心しました。
ちなみに購入したのは、工房のルシアーであるGliga Vasileさんが作られた作品です。
(ルーマニアでは日本と同じで、姓・名の順番で表記されます)

弦はエヴァビラッツィが最初から張ってあったのですが、いつものヴィオリーノに替えています。
こちらの方が、音が柔らかくて好きなんですよね。

E線トライアル

E線はピラストロのゴールドか、同じピラストロのNo.1にするか迷って、アジャスターとあわせてトライアルをすることにしました。

アジャスターをボールエンド用、ループエンド用で付け替えて、テストです。

ボールエンド用のアジャスターとしてはチタン製のを使ってみたのですが、金属感が誇張される感じで好みではなかったので、ループエンド用のものにしました。
ループエンド用のアジャスターもSuzukiのバイオリンに使っていたWittnerのアジャスターとGotzのアジャスターとで比べたのですが、Gotzの方が弦の高さを低くできるので、こちらにする事にしました。

ゴールドもNo.1もどちらも遜色ない音色で、録音した音を聞き比べても良く分からなかったので、SpectraLayers Proを使ってスペクトラムを見てみることにしました。
音源が圧縮されたもので、高音が切れていますが、それでもどちらの弦も倍音がきちんと出ているのが分かります。

Gotz + Gold

Gotz + No.1

結局どちらでも良いかとなり、今はせっかくなのでNo.1を張っていますが、次に張り替える時にはGoldを使うと思います(^^;

フィッティングの変更

Gligaのバイオリンには黒檀のフィッティングが最初からついていますが、あご当てがいまいち合わないので、別のものに変更することにして、それと合わせてテールピースとペグも変更することにしました。
いずれも同じ素材で揃えたいので、タマリンドという木で作られたフィッティングで揃えることとしました。

ペグはペグシェーバーで削って、太さを調整します。
タマリンドはとても硬い木なので、削るのも大変です(^^;

余分な部分をバンドソーで切断して、切断面を研磨、弦を通す穴を開けてペグの加工は完了です。

弦を張るとこんな感じですね。

テールピースは特に調整するところは無いので、Gotzのアジャスターを取り付けただけです。
テールガットは元々付いていたものを流用しているので、弦を張った際に、駒とテールピースの弦が乗る部分の間の弦長が55mm程になるようにして取り付けています。

あご当てはサドルと干渉する部分を削って、取り付けました。
エンドピンはタマリンドで良いのが見つからなかったので、ローズウッドのにしてあります(^^;

完成するとこんな感じになりました。

基本、楽器にはあまり愛称はつけないのですが、せっかくなので『バジル』と名付けました。
制作者のGliga Vasile氏に因んでいます(笑)