忍者とは



忍者とはどういう存在なのか?
大辞林(三省堂)には以下のように書かれています。

にんじゃ 【忍者】
忍術を使って密偵・謀略・後方攪乱・暗殺などを行う者。戦国時代、各家に抱えられて活躍。特に甲賀・伊賀の忍者組織が有名。忍びの者。


実際に、「忍者」という呼び名が使われたのは比較的最近のことのようで、1936年以降に一般に使われだしたようです。
この年に、「週間新潮」が創刊され、同誌に連載された五味康祐の「柳生武芸帳」に「忍者」という言葉が出てきます。
その後、山田風太郎や司馬遼太郎の小説、白土三平や横山光輝の劇画によって「忍者」という呼び名が一般的になってきました。
「忍者」という呼び名が広まる前は、「忍術使い」や「忍び」などと呼ばれていましたし、地方によって色々な呼び名があったようです。

様々な作品で取り上げられるにしたがって、「忍者」のイメージは段々と超人的な力と技を持ったスーパーヒーローといった存在になってきました。
そのせいか、「忍者など実際には存在しなかった」とまで言われるようになってしまったのです。

この章では、歴史上に確かに存在した「忍者」と今に伝わるその「技」について探っていきたいと思います。

2003/6/1


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